株式会社 大伸・廃プラスチック類(ゴムクローラ)

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廃プラスチック類(ゴムクローラ)の中間処理業の開始について

この度、大曲リサイクルセンターにて取扱い品目を追加し、ゴムクローラの中間処理業を行うことになりました。
すでにご承知の事とは存じますが、廃棄すべきゴムクローラは産業廃棄物であります。
当施設において行う中間処理は適正処理の認定を受けました。
是非、廃ゴムクローラー類の処分は当社にお任せください。
これからも100%リサイクルをモットーに事業展開を行っていきたいと考えておりますので、引き続きご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

■限りある地球の資源を。■

『ゴムクローラ』とは?

「芯金と補強帯をエンドレスにゴムで包んだ履帯」である。
特徴「走行時の騒音が極めて小さい。」「走行時の乗り心地がよい。」「路面を傷めない。」
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ゴムクローラの使用・履き替え状況

・耐久時間は一般的に1,500時間+αであるが、リース・レンタル機は使用条件・方法が粗いことが多く、耐久性が短い。また、地域や開発現場等での利用が多い場合には、全般的に耐久時間が短い傾向にある。
・従来と比較すれば履き替え需要は減少しているが、履き替えは現在でも行われており「切れそうになったため事前に履き替える」ことは少なく、ほとんどが「使用中(工事中)に切れたら履き替える」ケースである。すなわち履き替えられたゴムローラは、再利用することのできない「廃ゴムクローラ」となる。

廃ゴムクローラの処理方法

・産業廃棄物業者による引取りがあるが、その後の処理の不透明な部分が多い大部分は、自社の敷地で補強材として敷かれるか、野積みされているかである。場合によっては、焼却処分や投棄など不法処理されている現状も考えられる。
・埋め立て処分は小さく切断する中間処理が必要である。しかし、近年処分場残余年数が減少しており限界が来ている。
・リトレット(ラグ磨耗した部分の再接着)は再生利用という面では有効であるものの、ラグの磨耗よりも使用劣化による破断の方が早いのが現状である。
・破断再生(破断部分の接続補修)はリトレット同様再生利用できるが、高価な専用機が必要であり、補修箇所での強度面の信頼性が必要とされる。また、新品との価格の格差がなければ、リレットと同じく需要が減少する。

大曲リサイクルセンター』の特長

ゴムクローラを主に取扱う数少ない中間処理施設である。
全量リサイクルするため循環資源利用促進税がかからない。
あらゆる形状・大きさの処理が可能である。

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積込み・運搬

運搬車により、建機メーカーや農業から発生した廃ゴムクローラーが運搬されてきます。

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運 搬

解体・分別後の金属類はリサイクルプラントへ運搬し、再資源化されます。

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運 搬

規定サイズに切断されたゴムは、製紙工場・セメント製造工場へ運搬し、代替燃料になります。

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産業廃棄物施設・種類